ことしがはじまる

2014年は仕事ばかりしていたので「今年の正月は仕事しないぞ!」と決めてほとんどしませんでした。 おかげでずいぶん頭のなかが整理できました。

去年を振り返る

会社ではECからメディアのシフトが大きかったです。

正しいと思うことにフォーカスしてやれたのが本当に良かった。 一方で夢中になりすぎて仕事をやりすぎた面もあったので、良くなかったなと思います。

馬かわいい。

今年はね

会社はやることが決まっているので、その中でいかに「自分のプライヤーとしての役割」を減らせるか。 やっとこのステージまでこれました。

個人的にはもっと勉強すること。 去年は本当に仕事しすぎたので、業務は出来るだけ人に任せるようにしなきゃ。 それで、経営やCSの勉強をしたり、Githubに公開できるコードの量を増やしたい。

羊かわいい。

1月の習慣で大体決まる

何ができるか出来ないかはほとんど習慣の問題だと思っているので、自然と上のようなことが出来るような習慣作りに年始はコミットしようと思います。

あと、今年は Blue Bottle Coffee が日本に上陸します。楽しみ! そんなイベントを楽しむ心の余裕をもって1年を過ごしたいなと思っています。

今年もよろしくお願いします :bow:

TechCrunch Hackathon 2014で emoly(エモリー)という感情分析+電話で記録できるアプリを作りました

去年も参加したTechCrunch Hackathonに今年も参加して、emoly(エモリー)というアプリを作りました。 「僕らでも使いたい」って思えるアプリに仕上がったと思います。

f:id:tachiba1207:20141118015537j:plain

emolyのポイントは上記画像にもある通り、

  1. リマインダーの電話がかかってきて、電話に答えるだけで日記がつけられる
  2. 日記の文章からその日の感情を推測して色として表示する

の2つです。

サーバーサイドがちょっと大変だったんですが、裏側作りに2人回れたので多機能なわりに(Hackathonにしては)余裕をもって作れたかなと思います。

表彰式では、

f:id:tachiba1207:20141117135119j:plain

Twilioさんから賞をいただきました!

開発はもちろん大変だったんですが、面白い方ばかりで懇親会も楽しかったし、参加して良かったなと思っています。 勉強会の懇親会も好きですが、ハッカソンだと自分好みのプロダクトを作っている方を狙って話しかけられるのでとても濃密な気がします。

ただ、TechCrunch Hackathonというだけあって、今回は「24時間で作れたプロダクト」よりも「事業として成立するか」を見られていた気がしました。 「大人のエンジニアたちの遊び場的なハッカソン」から「起業するためのプロトタイピングをするためのハッカソン」に変わりつつあるのかなと感じました...ちょっと軽い気持ちでは出にくいな。

f:id:tachiba1207:20141116215327j:plain

とはいえ、いろんな人とお話ができたし、楽しかったです! こういうイベントがないと業務以外のプロダクトってなかなか完成させられないので「ひとつのものを限られた時間で作りきる」チャレンジが出来るハッカソン、とても良いと思います。

一緒に参加したメンバーのブログです。こちらもどうぞ!

NewsPickをすこし簡単に投稿できるChrome拡張機能を作ってみた

chrome拡張機能作りました。
非公式です。怒られたら消します...!


NewsPicker - 開いているページをNewsPickに投稿できる非公式拡張機能 - Chrome ウェブストア

モチベーション

基本的にアプリから見るサービスだと思うんですが、投稿したい!って思うときってデスクトップのときもあります。

ワンクリックでコメント入力画面までいきたかったんです。

使い方

拡張機能をインストールして表示されるアイコンをクリックすると下記画面までいきます。

f:id:tachiba1207:20140907022510p:plain

ログインしてないと何も起きないのでフレンドリーじゃないのですが、うまく状態とれなかったのでやめました。

最後に

ポップアップで入力できたら理想だったんですが、newspicks.com自体がJSリッチなサイト(ngapp?)である都合上、クリックイベントをjsから発生させたりする必要があるんですが、そういうのがiframeからじゃ出来ないんですよね。

だからこんな感じに。もうちょっと使いやすくしたいけど。

 

使ってくれる人いるかなあ?

リモートワークをどこまで取り入れるべきなのか

リモートワークは"正しい道"なのか

リモートワークについて考える機会があったので前々から気になっていた「強いチームはオフィスを捨てる」を読みました。

どうも邦題(特に帯)は嫌いで、敬遠していたのですが。

f:id:tachiba1207:20140608233518j:plain

ただ、37signalsの方々が書いた本なのでマトモなはずです。
(もともとは"Remote: Office Not Required"というタイトルです。全然印象違いますよね)

"今、技術が追い付いてきた"

こういう新しいものって、なんで昔からなかったんだろう、と考えるのが正しいアプローチですよね。
新規事業考えるときもそうですよね。
なんで今、競合がいないのか?
よほど割に合わない落とし穴があるんじゃないのか、と勘ぐるのが自然な気がします。

リモートワークも同じように疑問視していました。
なぜ今までなかったのか?
ただ本書でその疑問について答えられていて「技術がやっと追い付いてきた」んだとあります。

今はリモートワークを手助けするツールがたくさんあります。
Github, Hipchat, Google Hangout...というか、今はiPhoneがあればデザリングだって、Facetimeだってできます。

なるほどね。

僕は前までは「対面で話さなきゃだめだ」とか「ホワイトボードがあったほうがいい」とか思っていたのですが、いざ自分たちがやっているミーティングを客観的にみてみると全然そんなことはなくて。思考停止に陥っていたのかも。

(いつでも対面で話したほうがいいことはあると思いますけどね)

リモートワークを取り入れる上でのポイント

ここは難しいところで、 本書ではポイントとして、

  • コアタイムは必要
  • 文章力のある人を雇え(文字こそ冗談通じないしね)
  • リモートワークこそ人柄が大事だ
  • セキュリティは大事

などが挙げられていました。

個人的に文章力はそうだな、と思っていて、現代だとメール力とかLINE力(笑)とかと置き換えられると思うんですが、ああいう文字ベースのコミュニケーションって会話とは全く違いますよね。

表情や雰囲気で許容されていたことが、文字だけになるとダイレクトに伝わるのでそれによって人を傷つけてしまったり、円滑に仕事ができなくなったりするんでしょう。

スピード勝負のスタートアップでどこまで取り入れられるのか?

リモートワークがしやすい環境になってきたとはいえ、スタートアップのようにそもそもスピード勝負のチームでそれが成り立つのかは分かりません。
(彼らが数年後に後発のスタートアップに飲み込まれない保証はないはずです)

ただ、リモートワークが働き方に柔軟性を与え、プレイヤーの創造性を刺激し、ストレスを下げるのはそうだろうなと思っています。

なので、今は部分的・条件付きでリモートワークを取り入れていくのが良いのかな。
(んー、中庸で良くない結論だけど)
まだまだ考える事はありそう。

ちなみに、本はなかなか読みやすくて良かったです。

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

  • 作者: ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン,高橋璃子
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/01/24
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログ (4件) を見る
 

 

去年の振り返りと2014年の意気込み

あけましておめでとうございます。
年末年始は風邪をひいてしまいました。
「去年は風邪をひかなかったぞ(ドヤッ)」って書けるかと思っていたのに油断は禁物ですね。

2013年は会社が慌ただしかった2012年と比べるとずいぶん穏やかな1年でした。
目の前のことだけでなく、一生という長いスパンで物事を考え始められた年でもあるし、仕事でもプライベートでもやっと自信がつきはじめた年でもありました。

続きを読む